月別アーカイブ: 2017年10月

2017年度ネットワーク型NGOとJICAの意見交換会報告

第2回NGO-JICA協議会札幌開催に合わせて、年間テーマのひとつである『ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO、JICAの協働体制』について議論を深め、提言を協議会へ提出するため、全国のネットワークNGOとJICAとの意見交換会が10月17日に開催された。参加者は、埼玉NGOネットを含む全国のネットワークNGO出席者17名、TV会議参加者3名、JICAより出席者16名、TV会議参加者12名。
意見交換会は、「ネットワーク型NGOの現状及び今後のネットワーク型NGOの役割及びJICAとの連携」をテーマに、(1)国際協力を取り巻く環境の変化を踏まえたネットワーク型NGOの問題意識の共有」、(2)多様なアクターへのアウトリーチ裾野拡大(国際協力経験の浅い団体、主に日本で取り組んでいる団体)、(3)事業の質向上に向けて(NGOの組織運営・事業実施能力強化)、(4)地域活性化への貢献(日本での理解促進)に関して、プレゼンテーションを踏まえて協議を行った。
参加した全国のネットワークNGOは次の通り。
北海道NGOネットワーク、IVY(山形)、国際協力NGOセンター(JANIC)、埼玉NGOネット、横浜NGOネットワーク、名古屋NGOセンター、関西NGO協議会、広島NGOネットワーク、NGO福岡ネットワーク、沖縄NGOセンター、四国NGOネットワーク(YV会議)。

2017年度第2回NGO-JICA協議会報告

NGOとJICAは対話と連携を促進するため、NGO-JICA協議会を設置し、対等なパートナーシップに基づき、より効果的な国際協力の実現と国際協力への市民の理解と参加を促進するため年間4回の協議会で意見交換を行っている。2017年度第2回協議会が札幌で10月16、17日に開催され、埼玉NGOネットに参加要請有り出席した。
初日は、年間テーマ『NGOと多様なアクターの連携促進』について、北海道の事例「国際協力と地域活性化を両立する過程でアクターを巻き込んだ事例」(RCE道央圏)、「滝川市と多様なアクターを巻き込んだ国際協力の歩み-国際協力を通じた地域活性化-」(滝川市)の発表が行われ、その後、それを踏まえてNGO、JICAの参加者で協議が行われた。続いて、年間テーマである、『JICA草の根技術協力事業の案件の質の向上』、『JICA草の根技術協力事業の裾野拡大』、『ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO、JICAの協働体制』について中間報告が行われた。
二日目は、年間テーマ『ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO、JICAの協働体制』について、埼玉NGOネットを含む全国のネットワークNGOとJICAとの意見交換が行われた。その後、初日に事例発表した滝川市へ移動し、ステークホルダーの方々との意見交換を行った。
参加者は、全国のNGO出席者36名、TV会議参加者11名、JICA出席者16名、TV会議参加者44名。埼玉県からは埼玉NGOネットが出席し、IV-JAPANがTV会議に参加した。

ネットワークNGOの役割の関するNGOアンケート結果

全国のNGOとJICAは対話と連携を促進するためNGO-JICA協議会を設置し、効果的な国際協力の実現と国際協力への市民の理解と参加を進めるため、年4回の協議会を開催している。2017年度テーマのひとつに「ネットワークNGOの利用促進を通じた地域におけるNGO・JICAの協働体制」が設定され、第2回NGO-JICA協議会札幌会議(10月)に合わせて、埼玉NGOネットを含む全国のネットワークNGOとJICAによる意見交換会が行われた。その会議に提出する「ネットワークNGOの役割に関するNGOアンケート」が事前に行われたが、アンケート結果は次の通りだった。

埼玉県のNGOの祭典 国際フェア2017 

11月5日(日)10:00~16:00、さいたまスーパーアリーナ
埼玉県のNGO、JICA、埼玉県国際課・埼玉県国際交流協会、英語指導助手など36団体が出展。アジア・アフリカでの活動や在住外国人支援の紹介、インド・ベトナム・ラオス・コスタリカ・シルクロード・バングラデシュ・アフリカなどの料理と手工芸品の販売及び民族衣装の試着体験、ボリビア・インドネシア・パキスタン・アフリカの民族舞踏と楽器演奏などが繰り広げられる。
埼玉NGOネット及び加盟団体のインターナショナル川口、IV-JAPAN、埼玉県ユニセフ協会、民族フォーラム、ワールド・サポート・プロジェクトが参加する。
入場無料

 

埼玉NGOネット臨時総会で会則を改訂

埼玉NGOネットは12日、臨時総会を開催し、会則の改定を協議し、2017年改訂版が承認された。改定日は2017年10月12日。
会則変更理由は次の通り。
①現規定が2006年版で410年以上改訂していないため、埼玉NGOネットの進展に伴い実際の運営と乖離をもたらしているため、現状に合わせる必要がある。
②NPO法人制度など非営利組織の定款等の整備が進む中で10年前の現規定内容が社会的に不十分になりつつある。
③上記の状況もあり、公的機関等へ提出する際に社会的組織として会則の整備が必要となっている。
会則改訂版はホームページ「入会案内」に掲載。
協議終了後、埼玉NGOネットの役割に関して意見交換を行い、参加者から活発で前向きな発言が行われ、課題は有るが、新規団体会員を増やしながら、埼玉県NGOの向上、理解促進、関係機関との連携など、ネットワークNGOの機能を高めていく方向性を確認した。

 

埼玉NGOネット10月定例会 開催

埼玉NGOネットの10月定例会が12日、浦和で開催され、加盟団体及び埼玉県国際課、JICA埼玉デスク、埼玉県国際交流協会が参加した。
主な協議事項は埼玉NGOネット・JICA東京・埼玉県国際交流協会主催で来年2月に開催するグローバル・セミナー。
実行委員会企画、テーマを「地域で育むグローバル市民~世界の課題(SDGs)と私たちの暮らし~」とし、学校現場での国際理解教育実践例、教育・ジェンダー人権・トイレ衛生・フードロスの4課題について事例・討議・発表の構成と講師を決める。
その後、NGO間及びNGOと関係機関の情報・意見交換を活発に行った。

NGO-JICA協議会及び全国のネットワークNGOとJICA本部との会議に埼玉NGOネットが参加

NGOとJICAでは連携強化をめざし協議の場としてNGO-JICA協議会を設置している。同協議会の2017年度年間テーマのひとつに、「ネットワ ーク NGOの活用促進を通じた地域における NGO、JICA の協働体制について」が設定されている。

NGO-JICA協議会2017年度年間テーマ
草の根技術協力事業の案件の質の向上と裾野拡大に向けて
1. 案件の質の向上(ピアレビュー)
2. 裾野拡大に向けて
地方創生/地域活性化に向けた連携について
1. NGOと多様なアクターの連携推進
2. ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO、JICAの協働体制について

第2回NGO-JICA協議会の開催と共に、「ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO、JICAの協働体制について」テーマの検討を進めるために、JICA本部及び地域国際センターと全国のネットワーク型NGOとの意見交換会が10月に札幌で2日間に渡り開催される。
埼玉NGOネットもJICA本部から要請があり参加する。

「ネットワ ーク NGO の活用促進を通じた地域における NGO、JICA の協働体制について」
ネットワーク NGO の活用促進を通じた地域における NGO、JICAの協働体制について NGO団体から見たネットワークNGOへの期待・可能性等を 踏まえ、意見交換を実施するとともに、ネットワークNGOを核とした地域でのNGO、JICAの協働体制を検討する。
参加ネットワークNGO 12団体
北海道NGOネットワーク協議会
(特活)IVY
(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)
埼玉NGOネット(埼玉国際協力協議会)
(特活)横浜NGO連絡会
(特活)関西NGO協議会
(特活)関西国際交流団体協議会
(特活)名古屋NGOセンター
広島NGOネットワーク
四国NGOネットワーク
(特活)NGO福岡ネットワーク
(特活)沖縄NGOセンター