月別アーカイブ: 2018年4月

新加盟団体 ギニア・イニケ~ギニア子ども支援~ 

4月18日に新しい団体が埼玉NGOネットに加盟しました。ギニア・イニケ~ギニア子ども支援~(川口市)です。木村麻衣子代表には本年2月4日(日)、埼玉NGOネット・JICA東京・埼 良し玉県国際交流協会三者共催、グロバールセミナー2018「地域で育むグローバル市民~世界の課題と、SDGsと、私たちの暮らし」で、講師・ファシリテーターの一人として水と衛生分野を担っていただきました。ギニア・イニケはギニアの理解の進めるワークショップや出前講座を行いながら、クラウドファンディングで寄付金を募り、ギニアの子どもたちの栄養改善、衛生知識の普及などに取り組んでいます。また、日本の医師と共に、放置されているギニアの精神疾患患者への支援を行うため、ギニア人医師の養成を行う準備を進めています。

国際協力NGO・IV-JAPAN創立30周年報告会 案内

埼玉NGOネット加盟団体、国際協力NGO・IV-JAPANは、1998年開発協力と開発教育を目的に国際ボランティアの会えお設立、1990年よりタイの農村及び都市の貧しい小子ども中学校就学のための奨学金事業を開始、その後、タイ東北部で農村開発(図書館建設、トイレ建設、なまず養殖、縫製訓練)、都市スラム開発・職業訓練などを実施。1995年よりラオスへの支援を始める。1997年より富永代表がラオス常駐、職業訓練校での縫製・理美容・調理・木工家具の技術習得と起業資金による貧しい青少年の生活向上を、個人・団体・企業からの寄付金、外務省日本NGO連携無償資金協力、JICA草の根技術協力事業によりラオス各地で実施。同時に学校建設・改善・教材提供など教育支援を行う。2003年、国際協力NGO・IV-JAPANに名称変更、NPO法人化、認定取得など埼玉県の国際協力NGOの先駆けである共に、事業規模、豊富な経験、成果の高い事業実績、外務省やJICAとの連携事業実績など大きな位置を占めている。
30周年報告会
日時:2018年6月2日(土)13時30分~17時15分
会場:資生堂美容技術専門学校(埼京線十条駅・都営三田線板橋区役所前から徒歩10分)http://academy.shiseido.co.jp/contact/
内容:IV-JAPAN活動報告
ラオス職業訓練校卒業生による起業報告
虫明悦生氏による講演とケーン演奏
「ラオスの風土と暮らしの中の、ケーンの音と語り歌」
懇親会(軽食とビアラオ)
参加費:無料(一口1,000円の寄付をお願いします)
問合せ:認定NPO法人国際協力NGO・IV-JAPAN
TEL:048-622-8612 E-mail:iv-japan@vanilla.ocn.ne.jp

YOU&MEファミリー 「初夏のアリア~稲垣俊哉コンサート~ 」 来場者募集

バングラデシュの子どもの教育支援をおこなっている埼玉NGOネット加盟団体、NPO法人YOU&MEファミリー(玉木由美代表理事)は、7月8日(日)、早稲田奉仕園スコットホール(東京都新宿区)で「初夏のアリア~稲垣俊哉コンサート~」を開催します。稲垣俊哉氏は、東京藝術大学卒、パルマ・ヴェルディ国際声楽コンクール優勝、新国立劇場オープニング公演 團伊玖磨「健 TAKERU」健役、二期会創立50周年記念公演宮本亜門演出「フィガロの結婚」フィガロ役などに出演。ピアノは奥山初枝。コンサート収益は、YOU&MEファミリーが行っているバングラデシュの学校の教育設備のために使われます。

2018年7月8日稲垣俊也コンサート『初夏のアリア』開催!

第1回勉強会報告「認定NPO法人メイあさかセンター30年の歩み」尾池代表理事

埼玉NGOネットでは4月18日(水)の総会終了後に2018年度第1回勉強会を行った。
テーマ:メイあさかセンター30年の歩み~「多分野協働と学社融合」支援から互助
へ Friendly Relationship Through Pictures(Between Japan & Malaysia)30年で積み上げた「絵を通じての友好」
講師:尾池富美子 認定・埼玉県指定NPO法人メイあさかセンター代表理事
1988年にメイ(MAY)文庫を尾池代表自宅を開放して発足させて活動がスタートした。
2001年にNPO法人化、2006年に認定NPO法人を取得し埼玉県でも認定NPO法人の先駆けとなる。
マレーシアとの絵を通じての友好事業は、1987年、朝霞市立小学校とペナンの小学校の交換として始まった。
その後、朝霞市内全小学校へ広がり、中学校の参加につながり、市内から埼玉県内へ参加校が波及していく。
絵画の交換から、1992年にマレーシアから子どもたちを招聘して市内の子どもたちと、
1995年には朝霞市の小学生をマレーシアへ引率し相互に国際交流を行う。
1997年にマレーシア各地で日本の子どもたちの絵画の巡回展示会を開催する。
絵画の交換・展示、子どもの相互交流に続いて、2000年にはマレーシアの美術教師を招聘し、市内学校で美術教育研修を行い、
2009年には日本から美術教育者を派遣してマレーシアで美術教育のワークショップの開催など、国際協力事業に拡大する。
一方、メイあさかセンターは国際交流・協力と同時に、地域の高齢者福祉事業を併せて行っている。
1988年から自宅を認知症の方と家族の場として開放し、その後、行政との協働と地域ボランティア参加による高齢者在宅介護、
ホームヘルパー養成事業、デイサービス、地域の幅広い参加を得て支え合い・互助のまちづくりなどを進めている。
こうした国際事業と地域福祉、学校と社会を融合させ、多分野協働を実現させているところが、
メイあさかセンターの最大の特色といえる。
1993年文部大臣奨励賞、1997年埼玉県国際貢献賞、2003年埼玉県文化賞、2010年外務大臣賞、2016年荻野吟子賞などを受賞している。


埼玉NGOネット2018年度総会報告

埼玉NGOネットの2018年度総会は4月18日(水)、さいたま市で開催し全議案を承認しました。出席者は団体会員を中心に17名。2018年度事業計画は、加盟団体の運営・事業の向上を目的としたNGO協力事業、NGOと埼玉県国際課・埼玉県国際交流協会・教育委員会・学校、JICA、県内未加盟団体など他機関との連携事業、グローバル市民育成及び理解促進を進めるネットワーク協働事業より構成しています。団体会員も総会当日の加入もあり14団体に。特に、団体代表者が30~50歳代のNGOが加入し、意見交換も活発になってきました。

2017年度事業報告書(PDF)
2017年度活動計算書(PDF)
2018年度事業計画書(PDF)
2018年度活動予算書(PDF)
2018年度役員(PDF)

埼玉NGOネット加盟団体 世界に目を向けよう 地球市民学習

3月17日は地球市民学習「世界に目を向けよう~今、私たちにできること~」の2017年度の最後の学習会でした!!20年近くにわたりペットボトルキャップを集め、私たちの活動を支えて下さった松崎さまに、かねてからお渡ししたかった感謝状をやっとお渡しすることが出来ました!中,高、大学生、地域の方々と、お互いにも ’感謝&希望の蕾の膨らむ春’ に繫がる素敵な学習会になりました!!
新年度は4月7日(夕方6時からコムナーレ9階)です!!青年海外協力隊でラオスでご活躍されていた2名の元隊員の方々、そして筑波大学大学院でグローバル研究をされている大学院生さんからの貴重なお話しも楽しみです!!参加者各々の’門出の春’もお祝いします!!
わが会も素敵な’門出の春’になりそうで皆さまに感謝です!!

世界に目を向けよう~今、私たちにできること

代表金子 玲子


「日本語教員の新しい役割と可能性~日本語指導が必要な子どもたちを取り巻く学習環境を手がかりとして」シンポジウム

「日本語教員の新しい役割と可能性~日本語指導が必要な子どもたちを取り巻く学習環境を手がかりとして~」
日本語教育学会主催、公開シンポジウムのご案内

主催:日本語教育学会
日時:5月26日(土)10:00~12:00
場所:東京外国語大学府中キャンパス
参加費無料、申込不要

埼玉NGOネット加盟団体 ワールド・サポート・プロジェクト 第8回世界水フォーラム報告

世界水フォーラムは、3年に一度 世界の水関係者が一堂に会し、地球上の水問題解決に向けた議論や展示などが行われる世界最大級の国際会議です。 第8回 世界水フォーラムは、「Sharing Water」をテーマとしてブラジル・ブラジリアで開催され、弊団体 NPO法人 ワールド・サポート・プロジェクトも出展させて頂きました。 会場は、国立競技場「マネ・ガリンシャ」の敷地内に巨大な仮説テントを設置してありました。 セキュリティチェックを受けて会場内に入るとBrasilの大きなロゴがありました。 かなりゆったりとしたスペースのブラジルパビリオンです。 これが私たちが展示する日本パビリオンのブース正面です。 準備も整い、来場者も増えて来ました。 今回の世界水フォーラムは、京都・一般社団法人Com aqua 様のお誘いで出展する事が出来ました。 「水の間」と称して水と密接につながり、水とくらしや文化を考えるにうってつけの、お花やお茶、お酒で世界の水仲間をお迎えしました。 伝統の「生花」で京都の水文化を世界に伝える事が出来ました。 お茶を呈して、京都の水文化を味わって頂きました。 これが私たちのパネル展示です。ラオスでの活動を発表させて頂きました。 冊子「水流」の中に弊団体が紹介されました。 ラオスでの水環境保全で実証試験を行った「飲料水製造装置」です。 プレゼンでは、ラオスの活動を15分間お話させて頂きました。 NPO法人・楽市楽画さんとの協働展示をさせて頂きました。 NPO法人・楽市楽画/打田氏の説明にブラジル人や子供に大うけでした(笑) 各国のブース風景です。 やはり水不足や水環境の悪化を訴える国が多かったですね。 次回 3年後(2021年)は、セネガルが開催国に決定います。 私たちの団体は、参加出来るかどうか未定ですが東南アジアにおける水環境をしっかりと見守っていきたいと思っています。

第8回 世界水フォーラムに出展しました

外務省「日本NGO連携無償資金協力」2018年度実施要領説明会報告

3月30日(金)、外務省において、民間援助連携室による「日本NGO連携無償資金協力」2018年度実施要領説明会があり、埼玉NGOネットから加藤陽一事務局長が出席した。参加者は首都圏の国際協力NGOを中心に80団体、114名。外務省の大会議室がほぼ満席で、NGOの関心の高さを伺わせた。
「日本NGO連携無償資金協力」は、日本の国際協力NGOが発展途上国で実施する社会開発事業に外務省が資金を供与するもので、2017年度は113件、総額50億7400万円の実績となった。実施要領は、外務省とNGOの対話の場、外務省・NGO定期協議会(全体委員会年1回、連携推進委員会年3回、ODA政策協議会年3回)の中で意見交換しながら改善されてきた。2018年度はODA無償金協力予算が-26億円となり、この中からN連に配分が行われる。
外務省担当室から前年度からの修正点を中心に説明があり、NGOからの質疑が行われた。昨年度から明確にされた外務省N連事業はハード中心、JICA草の根技術協力事業はソフト中心の方針は維持されたが、昨年の様にこの点に関するNGOからの意見表明は無かった。新規案件の申請期限は7月末のため、申請する団体は準備に入る必要がある。