埼玉NGOネット「多文化共生」をテーマに勉強会を開催

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埼玉NGOネットは6月29日(水)、さいたま市で、多文化共生をテーマに勉強会を行った。講師は、埼玉県国際課田中美貴子主査及び認定・埼玉県指定NPO法人ふじみの国際交流センター石井ナナエ理事長。

埼玉県でも外国にルーツを持つ多民族・多文化・多宗教の人々が増え、労働、就学、そして日常生活を送っている。その中で、日本語理解不足、近隣とのトラブル、就労、子どもの就学、病気時の対応、国際結婚に伴う離婚・再婚の増加・DVの多発、外国籍母子の貧困、住宅・就労・福祉等日本の制度を利用できない実態などの問題が生じている。

行政・県民・市民団体等共通の課題である地域の多文化共生社会に向けて、現場で在住外国人を支援するNGOと埼玉県の政策・取り組みを基に、実態と課題の認識を共有し、支援のあり方について、埼玉県、NGO、関係機関(JICA埼玉デスク、埼玉県国際交流協会)で意見交換を行った。