国際理解教育ってなに?
☆国際理解教育とは
「国際理解」とは、一言でいえば、人間同士が国境・民族・文化・宗教等を越え、互いに理解し合うことである。そして、そのための教育が「国際理解教育」である。
誰でも平和で公正な世界を願っていながら、この地球は、戦争、貧困、開発、差別、人権、環境問題を抱え続けている。
「国際理解教育」は、このような地球規模の課題に対し、@世界の現状を「知る」→A課題に「気づき考える」→B自分にできることを「実行する」というプロセスで学習に取り組む教育のことである。
このような参加体験型・課題解決型の学習を通して、「多分化共生の理念」を育み、平和で公正な地球社会作りに「参加する態度」を養うことを目的としている。【SIA国際理解教育ハンドブック】(財)埼玉県国際交流協会編
☆ユネスコの歴史的事象
@ 国際理解教育の原点としての「国際理解のための教育」。これは「人の心の中に平和のとりでを築く」とした「ユネスコ憲章」の精神に立脚している。
A 1974年のユネスコ総会における「国際教育勧告」。その内容は「「国際理解、国際協力及び国際平和のための教育並びに人権及び基本的自由についての教育勧告」という正式名称の通り、国際理解だけではなく、地球規模の諸課題への対応を促すものであった。
B 1996年のユネスコ21世紀教育国際委員会の報告書。これは「学習:秘められた宝」として出版されているが、学習の4原則として「知ること」「為すこと」「共に生きること」「人間として生きること」を提唱している。
