月別アーカイブ: 2017年5月

彩の国さいたま国際交流・協力ネットワーク幹事会

埼玉県国際交流協会で彩の国さいたま国際交流・協力ネットワークの幹事会が開催された。同ネットは埼玉県のNGO・市町村国際交流協会等202団体、市町村63(国際関係・市民活動関係等)、埼玉県(国際課)と同ネット事務局を務める埼玉県国際交流協会の267団体で構成されている。5NGOと5市町村が幹事団体となり、埼玉NGOネットは現在、代表幹事団体になっている。
幹事会で主にNGO側より意見が出たのは、埼玉県内のNGOと自治体を網羅する同ネットが形式化しつつあり、在住外国人支援へのNGOと自治体との地域での連携や、NGOの組織力・事業力の向上などの課題に対して、ネットワークとしての役割を果たすにはどうしたらよいか、という前向きなものであった。行政とNGOの意見交換もまだ順調とは言い難い様子だ。少しずつでも進めていきたい。

埼玉NGOネット 5月勉強会 ラオス水支援&カナダ教育事情

埼玉NGOネットは5月17日、2017年度総会後に2017年度第1回勉強会を行った。講師は、加盟NGOワールド・サポート・プロジェクトの秋本佳之代表と個人専門会員の前トロント補習授業校教頭皮籠石成久氏。秋本氏は彩の国さいたま国際協力基金より助成を受けてラオスに3回渡航し、小学校の水質調査や聞き取り、農村での給水システム調査を行い、特に乾季に飲料水の確保が出来ない学校を選定して、深井戸を掘削し飲料水製造装置を設置した。皮籠石氏はトロント補習授業校に2年間勤務し、3月に帰国。在外教育施設での教育事情や教育内容や教材・教具の工夫など、豊富な教育経験を活かした教育実践を報告した。

埼玉NGOネット 2017年度総会 開催

埼玉NGOネットは5月17日、2017年度総会を浦和で開催した。11加盟NGOの代表、個人専門会員及び関係機関から埼玉県国際交流協会鈴木健史理事・事務局長、埼玉県国際課、JICA埼玉デスクの方々、約20名が参加した。2017年度事業計画は、持続可能な開発目標(SDGs)を念頭に、NGO会員の事業と組織運営充実のための「会員NGO強化事業」、ネットワークの機能・役割を高めるため行政・関係機関・NGOとの「連携事業」、グローバル市民育成・理解普及のための「ネットワーク協働事業」を決定、代表に吉田隆宏埼玉県ユニセフ協会事務局長が就任した。

総会資料:2016年度事業報告・収支決算(PDF)
     2017年度事業計画・収支予算・役員(PDF)