2017年度第2回NGO-JICA協議会報告

NGOとJICAは対話と連携を促進するため、NGO-JICA協議会を設置し、対等なパートナーシップに基づき、より効果的な国際協力の実現と国際協力への市民の理解と参加を促進するため年間4回の協議会で意見交換を行っている。2017年度第2回協議会が札幌で10月16、17日に開催され、埼玉NGOネットに参加要請有り出席した。
初日は、年間テーマ『NGOと多様なアクターの連携促進』について、北海道の事例「国際協力と地域活性化を両立する過程でアクターを巻き込んだ事例」(RCE道央圏)、「滝川市と多様なアクターを巻き込んだ国際協力の歩み-国際協力を通じた地域活性化-」(滝川市)の発表が行われ、その後、それを踏まえてNGO、JICAの参加者で協議が行われた。続いて、年間テーマである、『JICA草の根技術協力事業の案件の質の向上』、『JICA草の根技術協力事業の裾野拡大』、『ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO、JICAの協働体制』について中間報告が行われた。
二日目は、年間テーマ『ネットワークNGOの活用促進を通じた地域におけるNGO、JICAの協働体制』について、埼玉NGOネットを含む全国のネットワークNGOとJICAとの意見交換が行われた。その後、初日に事例発表した滝川市へ移動し、ステークホルダーの方々との意見交換を行った。
参加者は、全国のNGO出席者36名、TV会議参加者11名、JICA出席者16名、TV会議参加者44名。埼玉県からは埼玉NGOネットが出席し、IV-JAPANがTV会議に参加した。