新規団体会員の紹介 芝浦工業大学中口毅博研究室

新規団体会員の紹介 芝浦工業大学中口毅博研究室
団体名:芝浦工業大学システム理工学部環境システム学科地域創生研究室
代表者:中口毅博教授(なかぐち たかひろ)
芝浦工業大学環境システム学科教授
NPO法人環境自治体会議環境政策研究所所長
立教大学ESD研究所客員研究員など
著書:「SDGs先進都市フライブルク: 市民主体の持続可能なまちづくり」(2019.8、学芸出版社)
「環境自治体白書2018-2019年版 SDGsの推進による地域課題の同時解決」(2019.5、生活社)など
「SDGs先進都市フライブルク: 市民主体の持続可能なまちづくり」より
ドイツのフライブルクではSDGsに関わる市民・企業活動が多彩に広がり、それらが個々の活動をこえて緩やかに関係している。その活動と連携のありよう、それを支える自治体の政策・仕組みを紹介し、SDGs未来都市実現のためのヒントを探る。
環境先進都市として有名なドイツのフライブルク市では、技術革新、働きがい、人権、福祉、教育、平和に関する活動など、SDGsの17の目標すべてに関わる市民活動が活発に行われており、また行政、企業も役割を果たしている。
それらは一見バラバラに行われているように見えるし、行政が計画し指揮するものではないが、個々のテーマに閉じこもることなく相互にゆるやかに関係し合い地域全体として「持続可能な発展目標」の実現に向けて進んでいる。
自治体のSDGs推進体制と市民・企業・公社の活動を紹介していくなかで、個々の活動を越えたパートナーシップのありかたを探り、そして地域全体でSDGsを実現するために、自治体や市民、企業が考えるべきことは何かを示す。