グローバルセミナー2020~地域で育むグローバル市民~、SDGs誰一人取り残さないをテーマに開催し、約100名が参加  

NPO法人埼玉NGOネットワークは『「グローバルセミナー2020~地域で育むグローバル市民~」を2020年2月9日(日)、SDGsをテーマにさいたま市で開催した。セミナーには小中高校教師、海外NGOや多文化共生NPO代表、自治体職員、大学教授、大学生・留学生など96名が参加し、授業実践報告、社会的課題に取り組む活動報告及び意見交換を行った。主催は、埼玉NGOネットワーク、埼玉県国際交流協会、JICA東京で、後援に埼玉県・県教育員会、さいたま市・市教育委員会、埼玉県社会福祉協議会、コープみらい埼玉県本部。
午前はJICA教師海外研修報告発表会として埼玉県内の中高校教師5名がザンビアとパラグアイの現場視察と、その体験を活かした様々に工夫された授業実践を生徒の変容など成果を含めて報告が行われた。
午後はSDGsの重要なキーワードである「誰一人取り残さない」をテーマとして、福田訓久氏(大学講師)をファシリテーターに、外国人の人権支援に取り組む弁護士、仏教寺院で子ども食堂を運営する住職、発達障害・不登校の子どもの居場所づくりを行うNPO管理責任者、こども応援ネットワーク埼玉づくりを進める埼玉県庁職員、ラオス住民の支援を行うNGO代表の現場で活動する5名が報告を行った。その後、活動報告を受けて参加者はグループに分かれ、社会的問題の確認、SDGs目標に向けての実践、各グループでの話し合いを共有するワークショップが進められた。最後に赤石和則グローバル教育フォーラム代表が、自分で判断し実践する事の重要性などを提言して終了した。