出入国在留管理庁によりますと、日本に在留する外国人の数は、去年末の時点で293万3137人で、前の年の同じ時期と比べて20万2044人、率にして7%余り増えて過去最高を更新しました。
在留資格別では、「永住者」が最も多く79万3164人、次いで「技能実習」が41万972人で、前の年に比べて25%余り増えて、初めて「留学」より多くなりました。
国・地域別では、中国が81万3675人、次いで韓国が44万6364人、ベトナムが41万1968人などとなっています。
一方、滞在期限がすぎても不法に残留している外国人の数は、ことし1月1日の時点で8万2892人で、前の年の同じ時期より11%余り増えて増加傾向が続いています。
国・地域別では、ベトナムが1万5561人と、韓国を抜いて最も多くなりました。
また、去年1年間に日本で難民認定を申請した外国人は、1万375人で、前の年とほぼ同じになりました。
このうち難民と認定された人は、前の年より2人増えて44人で、認定されなかったものの、配偶者が日本で暮らしていることなどを理由に在留が認められた人は37人となっています。
NHK3月27日