5月勉強会「グローバル市民・人材」開催

「若者とグローバル市民・人材」、NGOと埼玉県国際課、JICA埼玉デスク、埼玉県国際交流協会の活発な意見交換
「若者とグローバル市民・人材」、NGOと埼玉県国際課、JICA埼玉デスク、埼玉県国際交流協会の活発な意見交換

5月17(火)、総会終了後に勉強会を行った。出席者は会員に埼玉県国際課、埼玉県国際交流協会、JICA埼玉デスクを加え18名。
テーマは「現代の若者とグローバル市民・人材育成」。

趣旨は、現代の若者は内向き志向と云われ、海外との関わりを避ける傾向にあると指摘される。一方、海外旅行や途上国への関心、青年海外協力隊を志向する若者も存在する。文科省が推進する「トビタテ留学JAPN」や埼玉県の海外留学制度などグローバル人材育成策などを事例に、若者の海外旅行や企業の海外駐在、途上国支援、地域の多文化共生など、海外への関心などの状況を理解し、地域で育むグローバル市民・人材育成のために必要な内容を議論し、今後の取り組みの参考に資する。

最初に、赤石和則拓殖大学国際学部教授・埼玉NGOネット世話人から、「グローバル市民の育成~現代の若者とグローバル市民・人材育成~」として現代若者の意識や傾向、文科省のトビタテ留学など発題が行われ、NGOが使用する「市民」、行政が使用する「人材」は相互に尊重しながら、共有する社会的課題に協働して取り組む必要性を指摘した。次いで、埼玉県国際課主幹から「埼玉県のグローバル人材育成」が報告され、さらに埼玉県国際交流協会主査よりグローバル人材育成事業の実施状況が報告されて、参加者から質疑応答と活発な意見交換が行われた。

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