埼玉県NGO向けJICA連携事業説明会 報告

結果:参加者は、参加団体10団体・15名と予想範囲内でまずまずといえる。この内、6団体・9名は埼玉NGOネット加盟団体、1団体(ガーナ)は同ネット個人会員の紹介であり、残り3団体はネット事務局が作成した参加候補団体で、それに基づきJICA埼玉デスクがアプローチした結果であった。すべての参加団体・参加者は埼玉NGOネットが直接・間接に参加促進をしたものであった。
個別コンサルテーションが5団体と参加団体の半数を占めた事は、埼玉県NGOにJICAとの連携を求める団体、その可能性が備わってきた団体が思ったより多い事を認識させた。今回は埼玉県内のNGOすべてに参加案内をした訳ではないので、更に多くの県内団体がJICAとの連携を考えている事も想定される。JICA東京に埼玉県内団体から連携の相談が持ち込まれ、実現しつつある案件もあるとの事。埼玉NGOネットとしても、そうした団体の加入や、加盟はしていないが幅広い団体を対象とした役割も今後、考えられる。
JICA側も、ポップ!ステップ!プログラムやJICA基金など中小NGO向けの連携メニューを開発し、今回の説明会の様に、地方のNGOを対象とした連携を模索しつつあるとの印象を受けた。JICAとNGOを繋ぐのは、ネットワークNGOの役割であろう。
主催:JICA東京
後援:埼玉県国際交流協会、埼玉NGOネット
日時:2016年7月19日(火)、会場:浦和コミュニティセンター
参加団体:埼玉NGOネット、メイあさかセンター、国際協力NGO・IV-JAPAN、さいたま市民ネットワーク、インターナショナル川口、世界に目を向けよう、ミランクラブ、エクアドルの子どものための友人の会、セネガル交流協会JAPAN、日本とガーナ架け橋の会  10団体・15名
個別コンサルテーション団体:埼玉NGOネット、メイあさかセンター、さいたま市民ネットワーク、エクアドルの子どものための友人の会、セネガル交流協会JAPAN  5団体
JICA出席者:JICA東京NGO連携課長、同課職員4名、埼玉デスク6名
配布資料:「JICA事業への参加メニューご紹介」「草の根技術協力事業とは/技術提案書の書き方ポイント」「JICA基金募集要項」「ホップ!ステップ!国際協力募集要項」

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