「団体の事業報告」カテゴリーアーカイブ

You&Meファミリーのバングラデシュ活動 現地報告①『オーケストラクラブ結成!』

YOU&MEでは毎週木曜日にクラブ活動を行なっていますが、そのクラブ活動の中に、特別に「オーケストラクラブ」が結成されました!
このたび、NPO群馬青少年オーケストラ協会の南紳一様より、バイオリンを寄贈していただきました。アジア各国の子供たちにバイオリンを中心とした音楽の指導をしている南先生は、バングラのYOU&MEの生徒達にもそのチャンスをくださいました。
まずは3年生から5年生までの生徒20名の部員を募集。すぐに37名の生徒が名乗りをあげました。彼らのやる気を認め、全員採用に!最終的には、厳しいオーディションが待っているかも、、、
バングラデシュではドレミの音階がなく、楽譜の読み方を知っている人はほとんどいません。そこで、第1歩としてドレミの楽譜を教えることから。そのあと、キラキラ星、チューリップ、カエルのうた、の3曲を教えました。さすが10歳前後の子供たちの吸収力はすばらしい。また、初めて見るバイオリンを早く弾きたい気持ちから、どんどん覚えていく生徒たち。
早く楽譜や簡単な曲の音階をマスターして、南先生から直接ご指導いただけるのを心待ちにしている、オーケストラクラブのメンバーたちです。

インドネシア青少年日本文化スタディツアー インターナショナル川口

埼玉NGOネット加盟団体 インターナショナル川口の兼先勇理事長より。
インドネシア青少年日本文化スタディツアー、
8日間の思い出をスライドショーにしました ♬
再生時間が30分。ちょっと長いですが、羽田到着時の不安げな生徒たちの顔が、だんだんと笑顔になっていくのが印象的。

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第1回勉強会報告「認定NPO法人メイあさかセンター30年の歩み」尾池代表理事

埼玉NGOネットでは4月18日(水)の総会終了後に2018年度第1回勉強会を行った。
テーマ:メイあさかセンター30年の歩み~「多分野協働と学社融合」支援から互助
へ Friendly Relationship Through Pictures(Between Japan & Malaysia)30年で積み上げた「絵を通じての友好」
講師:尾池富美子 認定・埼玉県指定NPO法人メイあさかセンター代表理事
1988年にメイ(MAY)文庫を尾池代表自宅を開放して発足させて活動がスタートした。
2001年にNPO法人化、2006年に認定NPO法人を取得し埼玉県でも認定NPO法人の先駆けとなる。
マレーシアとの絵を通じての友好事業は、1987年、朝霞市立小学校とペナンの小学校の交換として始まった。
その後、朝霞市内全小学校へ広がり、中学校の参加につながり、市内から埼玉県内へ参加校が波及していく。
絵画の交換から、1992年にマレーシアから子どもたちを招聘して市内の子どもたちと、
1995年には朝霞市の小学生をマレーシアへ引率し相互に国際交流を行う。
1997年にマレーシア各地で日本の子どもたちの絵画の巡回展示会を開催する。
絵画の交換・展示、子どもの相互交流に続いて、2000年にはマレーシアの美術教師を招聘し、市内学校で美術教育研修を行い、
2009年には日本から美術教育者を派遣してマレーシアで美術教育のワークショップの開催など、国際協力事業に拡大する。
一方、メイあさかセンターは国際交流・協力と同時に、地域の高齢者福祉事業を併せて行っている。
1988年から自宅を認知症の方と家族の場として開放し、その後、行政との協働と地域ボランティア参加による高齢者在宅介護、
ホームヘルパー養成事業、デイサービス、地域の幅広い参加を得て支え合い・互助のまちづくりなどを進めている。
こうした国際事業と地域福祉、学校と社会を融合させ、多分野協働を実現させているところが、
メイあさかセンターの最大の特色といえる。
1993年文部大臣奨励賞、1997年埼玉県国際貢献賞、2003年埼玉県文化賞、2010年外務大臣賞、2016年荻野吟子賞などを受賞している。


埼玉NGOネット加盟団体 世界に目を向けよう 地球市民学習

3月17日は地球市民学習「世界に目を向けよう~今、私たちにできること~」の2017年度の最後の学習会でした!!20年近くにわたりペットボトルキャップを集め、私たちの活動を支えて下さった松崎さまに、かねてからお渡ししたかった感謝状をやっとお渡しすることが出来ました!中,高、大学生、地域の方々と、お互いにも ’感謝&希望の蕾の膨らむ春’ に繫がる素敵な学習会になりました!!
新年度は4月7日(夕方6時からコムナーレ9階)です!!青年海外協力隊でラオスでご活躍されていた2名の元隊員の方々、そして筑波大学大学院でグローバル研究をされている大学院生さんからの貴重なお話しも楽しみです!!参加者各々の’門出の春’もお祝いします!!
わが会も素敵な’門出の春’になりそうで皆さまに感謝です!!

世界に目を向けよう~今、私たちにできること

代表金子 玲子


埼玉NGOネット加盟団体 ワールド・サポート・プロジェクト 第8回世界水フォーラム報告

世界水フォーラムは、3年に一度 世界の水関係者が一堂に会し、地球上の水問題解決に向けた議論や展示などが行われる世界最大級の国際会議です。 第8回 世界水フォーラムは、「Sharing Water」をテーマとしてブラジル・ブラジリアで開催され、弊団体 NPO法人 ワールド・サポート・プロジェクトも出展させて頂きました。 会場は、国立競技場「マネ・ガリンシャ」の敷地内に巨大な仮説テントを設置してありました。 セキュリティチェックを受けて会場内に入るとBrasilの大きなロゴがありました。 かなりゆったりとしたスペースのブラジルパビリオンです。 これが私たちが展示する日本パビリオンのブース正面です。 準備も整い、来場者も増えて来ました。 今回の世界水フォーラムは、京都・一般社団法人Com aqua 様のお誘いで出展する事が出来ました。 「水の間」と称して水と密接につながり、水とくらしや文化を考えるにうってつけの、お花やお茶、お酒で世界の水仲間をお迎えしました。 伝統の「生花」で京都の水文化を世界に伝える事が出来ました。 お茶を呈して、京都の水文化を味わって頂きました。 これが私たちのパネル展示です。ラオスでの活動を発表させて頂きました。 冊子「水流」の中に弊団体が紹介されました。 ラオスでの水環境保全で実証試験を行った「飲料水製造装置」です。 プレゼンでは、ラオスの活動を15分間お話させて頂きました。 NPO法人・楽市楽画さんとの協働展示をさせて頂きました。 NPO法人・楽市楽画/打田氏の説明にブラジル人や子供に大うけでした(笑) 各国のブース風景です。 やはり水不足や水環境の悪化を訴える国が多かったですね。 次回 3年後(2021年)は、セネガルが開催国に決定います。 私たちの団体は、参加出来るかどうか未定ですが東南アジアにおける水環境をしっかりと見守っていきたいと思っています。

第8回 世界水フォーラムに出展しました

メイあさかセンター30周年記念事業参加報告

埼玉NGOネット加盟団体の認定・埼玉県指定NPO法人メイあさかセンターによる、朝霞市の小学校とマレーシアペナン州の小学校の児童画の交換、展示を行う「絵を通じての友好」が1987年に始まってから30周年を迎えた。絵画交換に参加する日本側学校は朝霞市を中心に埼玉県内、東京都まで広がりをみせ、マレーシア側でもペナン州からサバ州、ケダ州などへ波及していった。この間に「絵を通じての友好」は、絵画交換から日本とマレーシアの教育関係者・児童生徒の相互訪問・ホームステイの人的国際交流や、日本人美術教育専門家を派遣してワークショップによる美術研修にまで発展していった。
メイあさかセンターによる「絵を通じての友好」の特色は、メイあさかセンターを中心に地域の行政、学校、社会教育施設、企業、特に子どもから高齢者・障がい者までのボランティアが参加する、地域の多様なセクター・人々が取り組む「多分野協働」地域活動であると共に、多様性ある共生に取り組むマレーシアとの国際交流・相互理解・国際協力になっている点にある。
「絵を通じての友好」に参加した日本の児童・生徒は延約6万人を超え、参加者の中からはこれを機会に国際関係に進路を選択する青年も出ている。メイあさかセンターは、これからも同事業にSDGsを取り入れてさらに発展させるなどの構想を練っている。

メイあさかセンター30周年記念事業
『国際フォーラム in ASAKA グローバル教育支援~「絵を通じての友好 」日本&マレーシアでの成果~』
主催:認定・埼玉県指定NPO法人メイあさかセンター
後援:駐日マレーシア大使館、朝霞市、埼玉県、市民新報社、日本国際理解教育学  会、埼玉県国際交流協会、日本マレーシア協会、埼玉国際協力協議会
協賛:石橋財団
日時:2018年1月21日(日)13:00~16:00
会場:朝霞市産業文化センター
主催者挨拶:認定NPO法人メイあさかセンター代表理事尾池富美子
来賓挨拶:朝霞市教育長、駐日マレーシア大使館参事官、石橋財団教育担当官
マレーシア側より朝霞市、石橋財団、メイあさかセンターに記念品贈呈
基調講演:森茂岳雄中央大学教授「青少年国際交流における学校-地域連携の課題-   メイあさかセンターに期待すること-
パネルディスカッション:
アブドウール・ラーマン マレーシア教育省ゴンバ地方教育事務所副所長
「2005年以来現在までかかわりの中から児童も学生も絵を通じての友好に参加を熱望」
テーイーミン ペナン教師美術協会理事・チョンリン中等学校美術主任
「絵を通じての友好プログラムへの責任を果たしながら ペナンと日本の双方の子どもたちに魅了されて」
渡辺秀和 朝霞市教育委員会学校教育部教育指導課長補佐
「朝霞市内学校でのプログラム受入れについて…児童・保護者・教師の立場で」
中村美恵子 メイあさかセンターマレーシアワークショップ担当理事・元教師
水浦保之 メイあさかセンターマレーシアスタディツアーリーダー
「マレーシアへのスタディツアーで共存の自然体で感じた国際友好賞状が海外へつながった始まり」
尾池富美子 認定NPO法人メイあさかセンター代表理事
「数えきれない人々の協力に支えられ多分野協働と学社融合」
フロアーとの質疑応答

国際協力NGO・IV-JAPAN 富永代表のネパール現地報告

埼玉NGOネット加盟団体の国際協力NGO・IV-JAPANは、2015年にネパール中部地方で発生した大地震に対し、ネパール被災地に精通した人材や海外協力経験豊富なスタッフを派遣し、被害が大きいが支援の入っていない村へ、緊急支援事業を行ってきた。IV-JAPANは同時に、村の復興から開発に繋がる支援のニーズを調査し、現地の人々の意見を聞きながら、女性の職業訓練センターの建設、専門家派遣による技術指導、販路の開拓などの支援を継続して行ってきた。
今回、富永代表が現地を訪問し、支援状況を確認すると共に、現地カウンターパート(女性の自立支援組織)と協議を行ってきた。
ネパール事業報告1: IV-Japanは2015 年のゴルカ郡地震後継続的に支援。2018年1月にシュリタングリチョック中等高等学校にコンピューター15台と机、椅子セット、1ヶ月のPC専門家派遣。ネパールらしいのは盗難予防のためPC 教室の窓、ドアーに鉄格子、鍵等も設置。生徒たちは初めてマウスやキーボードを恐る恐る触って大喜びでした。
ネパール リポート2:
ヒマラヤの見える学校から恥ずかしがり屋の子供たち.ゴルカ郡では災害後JICA支援によりあちこちで学校や住宅建設が進んでいた。
ネパール レポート3:
次の事業地タクマズラクリボット村へ移動。ゴルカ郡都(KTMからは6時間半)、更に北へ川を渡ってジープで30分。2016年にIV Japanが建てた女性研修センターは3階建てに女性たちの努力で建設中。6ヶ月間の訓練を終えた4人の縫製トレーナーは学校制服350着のオーダーでうれしい悲鳴。収入も安定して喜んでいた。

今回感激したのは自分たちでファンドレイジングを独特な方法で実施しました。ネパール(ティハール)、インド(ビタワリ)と言われる「光の祭り」の1週間、WLCの女性たちが 村の全701世帯を回り、歌と踊りでご家族の繁栄や平和を祈ると、昔は米、トウモロコシや食事が供されましたが、今は現金を頂く風習があり、3000ドルも集めたのです。更に村の成功者に無利子、無期限で5000ドルを借り、1階だけだった建物を3階建てにしました。彼女らの自助努力は素晴らしいです。今後も応援したいです。皆様よろしくお願いします。
(富永代表FBより転載)

 

国際協力NGO・IV-JAPAN ラオス木工職業訓練事業、大きな成果で終了

埼玉NGOネット加盟団体、IV-JAPANがラオスで行ってきた「青少年の収入向上のための木工職業訓練事業」(JICA草の根技術協力事業)が終了し、評価報告会をJICAラオスと結んでJICA東京で開催した。教育を十分に受ける事が出来なかった主に地方の貧しい青年を対象に、木工家具の技術を習得し、就職や就業で収入向上を図ってきた。①カウンターパート教育省学校制度外教育開発センターの能力構築による自立運営化、②職業訓練修了生の就職・就業の促進、③ラオス木工業界の品質や生産性の向上の3目的の達成が、詳細な事業報告と数値を基に報告された。カウンターパートの人材育成(コーディネーター、トレーナー)、木工機材の導入と操作技術移転、初級・中級・上級訓練コースの計13期・130人の訓練実施、訓練カリキュラム及び教材の制作、埼玉県国際課、ものつくり大学専門家の指導及び日本での研修、学校・官公庁や企業から家具の受注による制作とその収入によるセンターの経済的自立運営、外部公開セミナー開催などを行ってきた。この結果、品質の高い製品制作は地元で高い評価を得てきた。

 

さいたま市民ラオス友好協会、ラオスでの飲料水事業を開始

埼玉NGOネット加盟団体のNPO法人さいたま市民ネットワークラオス友好協会では、ラオスでの飲料水事業の調査を昨年より行ってきたが、調査結果を踏まえてヴィエンチャン近郊の幼稚園&小学校を選定し、深井戸による水の確保を行った。同校は児童数約250名で、従来は浅井戸を利用してきたが、水質は悪く、乾季後半の2月~4月までは水が出なくなっていた。
校長、村長、教育長と打合せを重ね、深井戸堀り工事によって、年間通じた水の確保を可能とした。先生や児童の喜びは、想像を超えるもので、これからは乾期に子ども達の歯磨き、手洗い、水浴びに活用できる。さいたま市民ネットワークでは、これからこの水を如何に浄水して飲料水にするかを次の課題としている。ラオスでは都市部では水道が普及しつつあるが、農村部では水道どころか乾期には水不足で悩んでいる地域が多い。さいたま市民ネットワークラオス友好協会は水を浄化して飲料水製造装置を普及する事業を目的として今後の計画を予定している。